2014年

4月

21日

ホタル飼育の実感

昨日公開した記事「カワニナとヒル」について、松崎いたる区議から反応がありました。ツイートを引用します。
 
「1番大切なのは、外部からカワニナを持ち込まない事です」とのことですが、板橋区ホタル館に外部から「カワニナ」が送られてきた伝票がありました。これも説明が必要です。
12:54 - 2014年4月21日
 
引用されている写真には、むし企画からホタル生態環境館宛の宅急便の伝票が写っており、品名に「カワニナ」と記入されています。
 
責任部署である板橋区の環境課に説明を求められるのは結構ですが、この宅急便の伝票をもって、ホタル生態環境館にホタル飼育の実態がなかった証拠とするのは無理があります。
 
カワニナとヒル」で書いた話~ホタル生態環境館のせせらぎに外部からカワニナを持ち込むのは、同時にヒルを持ち込む危険性があるため厳禁だった~は、とても納得のいくものです。
 
この伝票で届けられたカワニナの用途が何だったのかは知りません。実験目的かもしれないし、あるいはホタル再生支援を行った施設からのカワニナ診断の依頼だったかもしれません。ありとあらゆる理由が想像でき、この伝票だけから何かを推定するのは無理だと思います。
 
 
しかし、この「いたばしホタルのいのちを守る会」を立ち上げた人たちに、ホタル生態環境館でホタルが卵を産み幼虫となり蛹から成虫になって次の世代に命を繋いでいたことを疑う人はいません。
 
なぜだか分かりますか?
人によって長さは違いますが、長年にわたって、自分たちもボランティアとして、あるいは良き見学者として、ホタル生態環境館の運営に関わり、ホタルを育んできた実感と自負があるからです。
ホタル生態環境館の中核が阿部博士であったのは確かです。しかし、阿部博士だけではできなかった。多くの人たちが進んで献身的にホタルの飼育を手伝ったから25年間も続いたのです。
 
そのような実感と自負を持っている人たちに対して、証拠と言えないような薄っぺらな証拠を見せたとしても、説得力は皆無です。いや、むしろ、自分たちの苦労と喜びの歴史を汚されたと思うでしょう。
 
 「ホタル幼虫はいなかった」という前提を疑ってください。「ホタル幼虫はいたのに、区のずさんな調査では見つけられなかった」ことを示す証拠は幾つも提示しています。
 
以上